概要

OpenShift Container Platform 4.15

OpenShift Container Platform の紹介

Red Hat OpenShift Documentation Team

概要

このドキュメントでは、OpenShift Container Platform 機能の概要を説明します。

第1章 OpenShift Container Platform 4.15 ドキュメント

目次

これは、OpenShift Container Platform 4.15 の公式ドキュメントで、OpenShift Container Platform とその機能について説明しています。

OpenShift Container Platform 4.15 ドキュメント内では、次のいずれかの方法で移動できます。

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まず、アーキテクチャーセキュリティーとコンプライアンス を確認してください。次に、リリースノート を参照してください。

1.1. クラスターインストーラーのアクティビティー

以下の OpenShift Container Platform インストールタスクを確認してください。

1.2. その他のクラスターインストーラーアクティビティー

1.3. 開発者のアクティビティー

OpenShift Container Platform を使用して、コンテナー化されたアプリケーションを開発し、デプロイできます。OpenShift Container Platform は、コンテナー化されたアプリケーションを開発し、デプロイするためのプラットフォームです。OpenShift Container Platform の機能をより深く理解するには、次の OpenShift Container Platform ドキュメントを確認してください。

  • OpenShift Container Platform での開発を理解する: 単純なコンテナーから高度な Kubernetes デプロイメントや Operator に至るまで、コンテナー化された各種アプリケーションについて説明します。
  • プロジェクトを使用する: OpenShift Container Platform Web コンソールまたは OpenShift CLI (oc) からプロジェクトを作成し、開発するソフトウェアを整理し共有します。
  • Developer パースペクティブを使用してアプリケーションを作成する: OpenShift Container Platform Web コンソールの Developer パースペクティブを使用して、簡単にアプリケーションを作成およびデプロイできます。
  • トポロジービューを使用してアプリケーション構成を表示する: トポロジー ビューを使用して、視覚的にアプリケーションを操作し、ステータスの監視、コンポーネントの接続とグループ化、コードベースの変更を行えます。
  • Service Binding Operator について: アプリケーション開発者は Service Binding Operator を使用して、ワークロードのバインディングデータを自動的に収集および共有することで、Operator マネージドのバッキングサービスにワークロードをバインドできます。Service Binding Operator は、クラスター環境での不一致をなくす、一貫性のある宣言型のサービスバインディングメソッドを使用し、開発ライフサイクルを改善します。
  • CI/CD パイプラインを作成する: パイプラインは、分離されたコンテナーで実行されるサーバーレス、クラウドネイティブ、継続的インテグレーション、および継続的デプロイメントシステムです。パイプラインは、標準の Tekton カスタムリソースを使用してデプロイメントを自動化し、マイクロサービスベースのアーキテクチャーで機能する分散型チーム向けに設計されています。
  • インフラストラクチャーとアプリケーションの設定を管理する: GitOps は、クラウドネイティブアプリケーションの継続的デプロイメントを実装するための宣言的な方法です。GitOps は、インフラストラクチャーおよびアプリケーションの定義をコードとして定義します。GitOps は、このコードを使用して複数のワークスペースおよびクラスターを管理し、インフラストラクチャーおよびアプリケーション設定の作成を単純化します。また、GitOps は複雑なデプロイメントを高速で処理および自動化するため、デプロイメントおよびリリースサイクル中の時間を節約できます。
  • Helm チャートをデプロイする: Helm は、アプリケーションやサービスの OpenShift Container Platform クラスターへのデプロイメントを単純化するソフトウェアパッケージマネージャーです。Helm は charts というパッケージ形式を使用します。Helm チャートは、OpenShift Container Platform リソースを記述するファイルのコレクションです。
  • イメージビルドを理解する: Git リポジトリー、ローカルバイナリー入力、外部アーティファクトなど、各種のソースマテリアルを内包できるビルドストラテジー (Docker、S2I、カスタム、パイプライン) から選択します。基本的なビルドから高度なビルドに至るまで、各種ビルドタイプの例を使用できます。
  • コンテナーイメージを作成する: コンテナーイメージは、OpenShift Container Platform および Kubernetes アプリケーションで最も基本的なビルディングブロックです。イメージストリームを定義すると、イメージストリームの開発を継続しながら、イメージの複数のバージョンを 1 か所に集めることができます。S2I コンテナーを使用すると、ソースコードをベースコンテナーに挿入できます。基本コンテナーは、Ruby、Node.js、Python などの特定のタイプのコードを実行するように設定されています。
  • デプロイメントを作成する: Deployment オブジェクトを使用して、アプリケーションの詳細な管理を行います。デプロイメントは、Pod のライフサイクルを調整するロールアウトストラテジーに従ってレプリカセットを作成します。
  • テンプレートを作成する: 既存のテンプレートを使用するか、アプリケーションのビルドまたはデプロイ方法を記述する独自のテンプレートを作成します。テンプレートは、イメージと説明、パラメーター、レプリカ、公開されたポートおよびアプリケーションの実行またはビルド方法を定義するその他のコンテンツを組み合わせることができます。
  • Operator について理解する: Operator は、OpenShift Container Platform 4.15 で推奨される、クラスターアプリケーションの作成方法です。Operator Framework について、またインストールされた Operator を使用してアプリケーションをプロジェクトにデプロイする方法について説明します。
  • Operator を開発する: Operator は、OpenShift Container Platform 4.15 で推奨される、クラスターアプリケーションの作成方法です。Operator の構築、テスト、およびデプロイのワークフローについて説明します。その後、Ansible または Helm をベースにして独自の Operator を作成したり、Operator SDK を使用して ビルトイン Prometheus モニタリング を設定したりすることができます。
  • REST API インデックス の参照: OpenShift Container Platform アプリケーションプログラミングインターフェイスエンドポイントについて説明しています。

1.4. クラスター管理者のアクティビティー

マシンの管理、ユーザーへのサービス提供、監視およびログのレポートの追跡を行います。OpenShift Container Platform の機能をより深く理解するには、次の OpenShift Container Platform ドキュメントを確認してください。

1.4.1. クラスターコンポーネントの管理

1.4.2. クラスターコンポーネントの変更

1.4.3. クラスターの観測

  • OpenShift ロギング: ロギングについて説明し、ログストレージ、ログコレクター、ロギング Web コンソールプラグインなどのさまざまなロギングコンポーネントを設定します。
  • Red Hat OpenShift 分散トレースプラットフォーム: 分散システム、マイクロサービスのスタック全体、高負荷環境を通過する大量のリクエストを保存して視覚化します。分散トレースプラットフォームは、分散トランザクションの監視、インストルメント化されたサービスに関する詳細情報の収集、ネットワークプロファイリング、パフォーマンスとレイテンシーの最適化、根本原因の分析、クラウドネイティブマイクロサービスベースの最新アプリケーションに含まれるコンポーネント間の相互作用のトラブルシューティングに使用します。
  • Red Hat build of OpenTelemetry: テレメトリートレース、メトリクス、ログを計測、生成、収集、エクスポートして、ソフトウェアのパフォーマンスと動作を分析して把握します。Tempo や Prometheus などのオープンソースバックエンドを使用するか、商用製品を使用します。1 つの API と規則のセットについて確認し、生成したデータを所有できます。
  • ネットワーク可観測性: eBPF テクノロジーを使用してネットワークフローを作成し拡充することで、OpenShift Container Platform クラスターのネットワークトラフィックを観測します。さらに洞察を深めてトラブルシューティングを行うために、ダッシュボードの表示とアラートのカスタマイズ、および ネットワークフロー情報の分析 が可能です。
  • クラスター内監視: モニタリングスタックの設定 について説明します。モニタリングの設定後、Web コンソールを使用して モニタリングダッシュボード にアクセスします。インフラストラクチャーメトリクスに加え、独自サービスのメトリクスも収集して表示できます。
  • リモートヘルスモニタリング: OpenShift Container Platform はクラスターについての匿名の集計情報を収集します。Telemetry および Insights Operator を使用すると、このデータは Red Hat によって受信され、OpenShift Container Platform を改善するために使用されます。リモートヘルスモニタリングによって収集されたデータ を表示できます。
  • Red Hat OpenShift 用パワーモニタリング(テクノロジープレビュー): Red Hat OpenShift 用パワーモニタリングを使用すると、電力使用量を監視し、OpenShift Container Platform クラスター内で実行されている消費電力が多いコンテナーを特定できます。パワーモニタリングは、CPU や DRAM などのさまざまなコンポーネントからエネルギー関連のシステム統計情報を収集し、エクスポートします。パワーモニタリングを使用すると、Kubernetes Pod、namespace、ノードの詳細な電力消費データを取得できます。

1.5. ホストされたコントロールプレーンのアクティビティー

第2章 OpenShift Container Platform について

以下のセクションには、OpenShift Container Platform およびその使用に関する有用な情報を記載しています。

2.1. アーキテクト

2.2. クラスター管理者

2.3. アプリケーションサイトリライアビリティーエンジニア (App SRE)

2.4. 開発者

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